新着情報

2020/11/20

7パワーズ 第三回

 

 ひかりが丘地域ケアプラザの便りに連載しています『7Powers』について、紙面の関係上、端折って書いているためか、趣旨が充分伝えられていないようなので、このブログを用いて、もう少し詳しく書かせて頂きたいと思いました。ご意見ご感想は、下記メールアドレスへお願いします。 hikarigaoka.careplaza@gmail.com

 今回は第3回

 第一の力『声の力』だけでは良いものも、良くないものも生まれてしまう。良いものだけを生み出す為には、制御力が必要で、その力の源は原則でなければならない。原則とは正義とか平等、美徳、公正、奉仕や貢献、人間の尊厳などを指し、この原則を心において生活してみては、いかがでしょうか。

 第三の力は『他力』。

 7Powersの小説(前回のまでのあらすじは、7Powers第二の力を参照)では、王子は、原則を守り、村では1人の青年として村に溶け込んでいきます。しかし王子にはやらなければならないことがありました。王の後継ぎとして城に戻り、平和を取り戻さなければなりません。村で力をつけ、多くの事を学びましたが、一人では城を奪還する事は出来ません。

 『他力』というと、たぶんこの言葉の第一印象は、無責任というイメージでしょうか。他力とはどんな力でしょうか。サントリー株式会社の創業者 鳥井信治郎氏は、社員が失敗を恐れず挑戦することを願って「やってみなはれ」を、創業精神として掲げています。社員を信じて任せることにより、大企業となりました。また五木寛之氏が他力という本を書いていて、その本を簡単に要約すると、自分ではどうすることもできない事態でも、思いもよらぬような所から力が沸き起こって事態が好転する、自分一人では出来なかった大きなことを成し遂げる力なのです。

 7Powersの小説でも、王子は人から慕われ、この人を我々の王にしたいと思うようになり、多くの知恵と力で、城の奪還を計画します。

 私は地域ケアプラザの職員なので、目的を地域共生社会とあげさせて頂きましたが、私一人では、実現不可能です。多くの方々の知恵と力で達成できるものと考えています。きらっとあさひプラン(地域福祉保健計画)というものがあります。現在地域の支え合い連絡会で2021年度から5か年計画を立てています。骨子案は後日ブログにアップしたいと思います。『ともに支え合い安心して暮らせるまち』を作っていきたいと思います。

 次回は第4の力を紹介いたします。